プログラミングで同じ作業を何度も繰り返したいとき、どうやってパソコンにその「繰り返し」をお願いしますか?ここでは、繰り返し作業をパソコンに伝える2つの魔法の言葉、「Do While…Loop」と「Do…Loop Until」について、説明します。
Do While…Loop文って?
この魔法の言葉は、「ある条件が真の間、何かを続けて」とパソコンに伝えます。つまり、その条件が満たされている限り、指定した作業をずっと繰り返します。
VB
Do While 条件
' 繰り返し行う作業
Loop
どんな時に使うの?
例えば、「10回までこんにちはと言って」とパソコンにお願いしたい時です。こんな風に書きます。
VB
Sub SayHelloTenTimes()
Dim count As Integer
count = 0
Do While count < 10
MsgBox "こんにちは!"
count = count + 1
Loop
End Sub
このコードでは、カウントが10未満である間、「こんにちは!」と表示し続けます。
Do…Loop Until文って?
こちらは少し違って、「〜するまで何かを続けて」とパソコンに指示します。この方法では、条件が満たされるまで作業を繰り返します。
VB
Do
' 繰り返し行う作業
Loop Until 条件
これはいつ便利?
「サイコロを振って、6が出るまで続ける」とパソコンに頼みたいときに使います。こう書きます。
VB
Sub RollDiceUntilSix()
Dim dice As Integer
Do
dice = Int((6 * Rnd()) + 1) ' 1から6のランダムな数字を生成
MsgBox "サイコロの目は " & dice & " です。"
Loop Until dice = 6
End Sub
この例では、6が出るまでサイコロを振り続けます。
どちらを使えばいいの?
- Do While…Loopは、ある条件が最初から真の場合に最適です。繰り返しを始める前に条件をチェックします。
- Do…Loop Untilは、作業を少なくとも1回は行いたいとき、または最後に条件をチェックしたいときにピッタリです。
まとめ
どちらもとても便利な魔法の言葉です。繰り返し作業をパソコンにお願いする時に、これらを上手に使い分けましょう。
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