プログラミングをするとき、ただ命令を並べるだけじゃありません。プログラムには「こういう時はこっち、ああいう時はあっち」と道を選ばせたり、「この作業を何回も繰り返して」と伝えたりする必要があります。これを上手にやるためのルールが「制御構造」です。
制御構造って何?
制御構造は、プログラムの流れを決めるための大事なツールです。大きく分けて、「分岐する」と「繰り返す」の2つのパターンがあります。
「もしも」の分岐(If…Then…Else)
VB
If 天気が雨 Then
' 雨なら傘を持つ
Else
' 雨じゃないならサングラスを持つ
End If
「もしも天気が雨なら傘を持っていく、そうでなければサングラスを持っていく」とプログラムに教えます。
「繰り返し」の旅(For…Next、Do While…Loop)
何回もやる(For…Next)
VB
For i = 1 To 10
' 10回ジャンプする
Next
条件が満たされるまでやる(Do While…Loop)
VB
Do While 疲れていない
' 疲れるまで走り続ける
Loop
「10回ジャンプする」とか、「疲れるまで走り続ける」といった、繰り返しの作業をプログラムにさせます。
なぜこれが大事?
制御構造を使うと、プログラムがもっと賢く、人間らしく動くようになります。状況に応じて行動を変えたり、同じ作業をグルグルと繰り返したりできるようになるからです。
まとめ
制御構造は、プログラムに「どう動くか」を教えるための大切な道しるべです。これを学ぶことで、プログラミングの世界がぐっと広がります。まずは、基本の「分岐」と「繰り返し」をマスターしてみましょう!
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