CSSは、ウェブページの見た目を決める魔法の言葉です。この魔法を使うためには、基本的な「文法」や「ルール」を知る必要があります。ここでは、CSSを書く上で最も基本的な3つの要素、「セレクタ」、「プロパティ」、「値」について説明します。
CSSの基本構文
CSSを書くときは、このような形式を使います:
CSS
セレクタ {
プロパティ: 値;
}
セレクタ(Selector)
セレクタは、「どのHTML要素にスタイルを適用するか」を指定します。例えば、p
セレクタは、ページ内のすべての段落(<p>
タグ)にスタイルを適用します。
プロパティ(Property)
プロパティは、スタイルの種類を指定します。例えば、color
プロパティは、要素のテキスト色を変更します。
値(Value)
値は、プロパティに設定する具体的なスタイルを指定します。例えば、color
プロパティにred
という値を設定すると、テキストの色を赤に変更します。
実際の例
それでは、これらの要素を使って、実際のCSSコードを見てみましょう。
CSS
p {
color: blue;
font-size: 16px;
}
このコードでは、セレクタp
(すべての段落)に対して、プロパティcolor
(色)に値blue
(青)、プロパティfont-size
(フォントサイズ)に値16px
(16ピクセル)を設定しています。
これにより、ページ内のすべての段落のテキストが青色になり、フォントサイズが16ピクセルに設定されます。(今、見ているページがそうです(笑))
まとめ
CSSでは、「セレクタ」でスタイルを適用する要素を選び、「プロパティ」と「値」で具体的なスタイルを定義します。この基本的な構文を理解することで、あなたもウェブページの見た目を自由にカスタマイズできるようになります。
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