ウェブフォームは、ウェブサイトでユーザーから情報を収集するための重要なツールです。この記事では、フォームを作成する<form>
タグと、情報をサーバーに送信するためのGET
とPOST
メソッドの基本について説明します。
ウェブフォームって何?
ウェブフォームは、ウェブサイト上でユーザーから情報を受け取るための便利な方法です。例えば、お問い合わせフォームや、サインアップフォームなどがあります。
フォームを作る:<form>タグ
フォームを作成するには、<form>
タグを使います。このタグで囲まれた範囲が、フォームの領域となります。
基本構造
HTML
<form action="データを送信するURL" method="GETまたはPOST">
<!-- フォーム要素(入力フィールドなど) -->
</form>
action
:フォームのデータを送信する先のURLを指定します。method
:データの送信方法(GET
かPOST
)を指定します。
データの送信方法:GET vs POST
GETメソッド
- データがURLの一部として送信されます(例:
example.com/form?name=太郎&age=20
)。 - 短いデータ送信や、データを暗号化する必要がない検索などに適しています。
- URLにデータが表示されるため、パスワードなどの機密情報の送信には向きません。
POSTメソッド
- データがHTTPリクエストのボディに含まれて送信されます。
- 大量のデータ送信や、機密情報を送信する場合に適しています。
- データはURLに表示されず、より安全にデータを送信できます。
例:お問い合わせフォーム
HTML
<form action="/submit_form" method="POST">
<label for="name">名前:</label>
<input type="text" id="name" name="name"><br>
<label for="email">メールアドレス:</label>
<input type="email" id="email" name="email"><br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
この例では、ユーザーが名前とメールアドレスを入力できるシンプルなお問い合わせフォームを作成しています。POST
メソッドを使ってデータを安全に送信します。
まとめ
<form>
タグを使ってフォームを作り、GET
かPOST
メソッドでデータを送信する方法を学びました。これで、あなたもウェブサイトにフォームを追加して、ユーザーからの情報を受け取ることができますよ!
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