パソコンに同じことを何回も繰り返してほしいときがありますよね?例えば、「5回手を振る」や「友達が来るまで外を見続ける」という時、パソコンにどうやって伝えたらいいか知っていますか?その答えが「While…Wend」文です!
While…Wend文ってなに?
While…Wend文は、プログラミングの中で「この条件が本当のうちは、これをずっと続けてね」とパソコンにお願いする方法です。とっても簡単で、特定のことをずっと続けるようパソコンに伝えることができます。
いつ使うの?
例えば、パソコンに「5回ありがとうと言って」と頼みたい時や、何かが起こるまでずっと待ってもらいたい時など、繰り返しをしたい時に使います。
While…Wend文の基本形
基本的な形はこんな感じです。
VB
While 条件
' 繰り返し行う作業
Wend
この文の中で、パソコンは「条件」をチェックし、それが真である間は、Wendまでの間に書かれた「繰り返し行う作業」を実行し続けます。
簡単な例
「5回ありがとうと言ってほしい」なら、こんな風に書きます。
VB
Sub SayThanks()
Dim i As Integer
i = 0 ' カウンターを0から始める
While i < 5 ' iが5未満の間は繰り返す
MsgBox "ありがとう!" ' ありがとうと表示する
i = i + 1 ' iに1を足して、回数を数える
Wend ' 繰り返し終わり
End Sub
このプログラムは、「ありがとう!」という言葉を5回表示します。iという数えるための箱(変数)を使って、5回ありがとうと言うまで、メッセージボックスで表示し続けます。
まとめ
「While…Wend」文を使えば、パソコンに繰り返しの作業を簡単にお願いできます。条件が満たされている間、または特定の回数だけ、何かをずっとやり続けるように指示することができるんです。プログラミングで「ずっとやって!」と言いたいときは、この方法を思い出してくださいね!
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