プログラミングをしていると、「この計算、前もやったな」「この動作、また使うかも」なんてこと、よくありますよね。そんな時、いちいち同じコードを書くのは大変。そこで活躍するのが「関数」と「サブプロシージャ」です。この2つはプログラミングの世界のお助けマン。でも、この2つ、どう違うのでしょうか?簡単に説明します。
関数って何?
関数は、お料理でいうと「レシピ」みたいなものです。材料(入力)を入れると、おいしい料理(結果)ができあがります。
例:足し算の関数
VB
Function 足し算(数1 As Integer, 数2 As Integer) As Integer
足し算 = 数1 + 数2
End Function
この関数に2つの数字を入れると、それらを足した結果が返ってきます。
サブプロシージャって?
サブプロシージャは、お料理でいう「お手伝いさん」です。お手伝いさんに「食器を洗って」と頼むと、結果(料理)をもらうわけではなく、ただ作業をしてもらうだけです。
例:足し算の関数をテストするためのサブプロシージャ
VB
Sub 足し算テスト()
Dim 結果 As Integer
結果 = 足し算(3, 5)
MsgBox "3 + 5 の結果は " & 結果 & " です。"
End Sub
このコードは、2つの数値(この例では3と5)を上記の足し算関数に渡し、その結果を結果変数に代入します。そして、メッセージボックスを使用してその結果を表示します。
違いは「返すか返さないか」
- 関数は、お料理の「レシピ」と同じで、何か(結果)を返してくれます。
- サブプロシージャは、お手伝いさんに頼むように、ただ作業をしてもらうものです。
まとめ
関数とサブプロシージャを上手に使うことで、プログラミングはもっと便利で楽しいものになります。作業を繰り返さなくてもよくなるし、コードもすっきりします。ぜひ、これらの道具を使って、あなたのプログラムをもっと良くしてみてください!
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